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「忘れない3.11 東日本大震災復興支援交流会 ~そして未来へ~」開催

2021/02/22
2月22日(月)、東日本大震災の発災から10年の節目に、おかやまコープはこれまでの復興支援を振り返り、こらからにつながる交流会を開催しました。当日はオルガホール、コープ倉敷北・コープ林田・コープ総社東・コープ鴨方と被災地の皆さまをオンラインでつなぎ、その様子を自宅で視聴するという形で行い、総勢85名が参加しました。


「忘れない3.11 東日本大震災支援交流会 ~そして未来へ~」開催


まず、金高さおり全体理事より10年間のおかやまコープの取り組みが報告され、「気持ちを届けたい!お役に立ちたい!」という思いで活動してきた10年間を振り返りました。



被災地の皆さまからの報告

○岩手県立大槌高等学校 復興研究会の皆さん
「震災前と震災後、その後の復興へのあゆみを定点観測した記録の紹介」

たくさんの支援、励ましがあったからこそできたことはたくさんあります。復興はまだ終わっていません。多くの人に現状を知ってもらうためにも後輩に活動を引き継いでもらいたいです。


「忘れない3.11 東日本大震災支援交流会 ~そして未来へ~」開催



○AMDA大槌健康サポートセンター 佐々木賀奈子センター長
「10年間の取り組みと大槌町の現状」

仮設住宅では皆、肩を寄せ合って生活してきました。住民の交流の場になればとの思いから、体操教室やパン作り教室などを開催してきました。皆さまの支えがあったからこそ今まで活動を続けることができました。10年にわたる長い支援に心から感謝しています。


「忘れない3.11 東日本大震災支援交流会 ~そして未来へ~」開催



○福島県生活協同組合連合会 佐藤一夫専務理事
「東日本・津波・原発事故大震災からまもなく10年~福島の今」

屋内活動の制限が子ども達の身体へさまざまな影響をもたらしています。「保養」へのニーズは高いが、国の予算が削減されるなど、公的な支援は十分ではなく、民間で細々と実施しているのが実情。今、最も守るべきは、子どもの心と成長です。


「忘れない3.11 東日本大震災支援交流会 ~そして未来へ~」開催

続いて行われたリレートークでは、AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム合同対策本部長 大西彰さんにもAMDA事務所(岡山市北区)からオンラインでご参加いただき、「教訓をどう生かすか」というキーワードでそれぞれお話していただきました。参加者は、質疑応答を行いながら理解を深めました。

大槌高校の皆さんからは、「防災絵本」の紹介があり、子ども達の防災・減災意識につながった事例、AMDA大槌健康サポートセンターの佐々木さんからは「10年経ってだんだん意識が風化しているのは事実。忘れたいことだけど忘れてはいけない。避難道具や避難場所などもう一度確認することが大切」などといったお話がありました。

最後に参加全員で記念撮影を行い、笑顔で手を振り合い、閉会しました。

「忘れない3.11 東日本大震災支援交流会 ~そして未来へ~」開催



閉会後、AMDA健康サポートセンター手作り品など被災地を応援する商品を販売し、多くの方に購入していただきました。


「忘れない3.11 東日本大震災支援交流会 ~そして未来へ~」開催

交流会を通して、今後もつながり続ける取り組みのヒントもたくさんあり、教訓をしっかり心にとめて岡山の地で生かしていくことを確認しました。そして、これからの出会いと、未来に向けて、私たちは何を伝えるのか、何を大切に思うのか、感じ考える、未来へつながる会となりました。



参加者のアンケートより
・東日本で日々復興支援をされてきた10年はつながっていて、遠くにいても生協を通じて交流できたこと、関われたことを幸せに感じました。
・10年の振り返りの中で今までのおかやまコープと大槌のつながりを一つひとつ思い出しました。今年度はコロナで頭がいっぱいで人とのつながりが切れてしまいそうな不安がありましたが、つながりの大切さを感じられました。これからもずっと大槌町を応援していきたいです。
・災害への備えをもう一度我が家でも確認していきたいと思います。
 
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