初めてのお給料の思い出

大学に行く費用が無いため、高卒で布団1組と最低限の日用品を持って、寮費が安い職場に。家電製品が一切無かったので、初任給は小さな冷蔵庫を買いました。そして、配達に来ていただいたのですが、寮のキッチンスペースに入らなかったのです。測り間違っていたのです。配達の人も「どうされますか？」と、困惑。恥ずかしくて、返品とかもどうするのかわからなくて、結局玄関をほとんどふさぐ形で設置してもらいました。次のお給料からは間違えて無いようしっかり測定して洗濯機。次に電子レンジ。ボーナスはテレビ。
貧乏生活を絶対に脱してやるー、ってどんなに辛くても頑張れました。
食事も職場のまかないが唯一の栄養源でしたね。
結婚が決まって寮を出るまで、冷蔵庫は玄関を塞いだ位置のままでした。
人が来るたびに驚かれ、部屋の出入りに苦労してました。
今だに、測り間違って購入する物が時々あり、自分に呆れてます。